乾燥地に適応した植物

・アロエ・ピランシー　　　　　　ツルボラン科
・アロエ・ブランドレイエンシス　ツルボラン科

サボテンや多肉植物は、暑く乾いた厳しい環境で生きるため、次のような仕組みを発達させました。

貯水組織
雨期の雨水を蓄える貯水組織が発達しています。

暑さに耐える仕組み
コブやイボ状の突起、稜（りょう）によって植物全体の表面積を広げ、強い日差しを浴びても日焼けを起こしにくくしています。
また、植物の温度を下げる冷却装置としても機能します。

蒸散を防ぐ仕組み
気孔の数を少なくすることで、蒸散作用によって失われる水分を減らしています。
しかしその反面、呼吸で出た二酸化炭素や、光合成で作られた酸素を出しにくいため、
生じた二酸化炭素と酸素を体内で利用する仕組みを持っています。

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