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スパイス香る濃厚煮干@ビリケン・台東区浅草

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写真: スパイス香る濃厚煮干@ビリケン・台東区浅草

写真: 味噌ら〜めん@東神田ら〜めん3・江東区門前仲町 写真: カニつけそば@ルリカケス・江東区木場

中華ソバ ビリケン
  台東区雷門2-4-1 岡安ビル1階

 火曜日から140食限りで提供が始まった限定メニュー。火曜日の営業が終わった段階でまだ40食が残っているというので、水曜日の昼営業ならまだ間に合うだろうと訪れた。いつもよりは少し早めの11時15分にお店に着くと、平日というのに6人が待っていた。まずは入店し、左手にある券売機でお目当ての限定メニューの食券を発券する。1250円。それから列に接続する。しばらくするとオバちゃんが食券を回収してくれる。晴天で日差しはあるものの、11時の気温がわずか1℃台ととても東京とは思えない厳寒の中、凍えながら待つこと20分で入店できた。
 今回の限定メニューは具材が別皿提供になっていて、さらにちょい辛い味変スパイスも付く。まずは紫と白2種類の刻みタマネギだけが載ったほぼかけラーメンをそのまま食べてみる。麺は太めの中麺か中太麺か迷う太さのほぼストレート麺で、やや軽めの歯応えがあってモチッ、ボソッとした低加水らしきもの。自家製麺だろうが、この太さでこの食感の麺に出会った記憶が思い出せないほど滅多にないタイプだと思う。スープも、濃厚煮干スープに辛味系以外のスパイスを混ぜ込んであり、このような味わいの記憶がやはりない。Twitterには「濃度高めの煮干しに11種類のスパイスを合わせた。」とあり、辛さはないので、濃厚煮干ラーメンとカレーラーメンならぬスパイスラーメンとを融合させたもののようだ。この癖の強いスープに負けないように考えたのが前述の麺ということだろう。だから、そのスープと麺の組合せをじっくり味わって欲しいということで具材は別盛にしているようだ。半分ほど意欲作を楽しんだ後は具材を麺とスープの丼に移して普通のラーメンとして食べる。すると、新たに加わったパクチーの独特の風味が味変をもたらし、味わいが代わる。さらに、小皿の追いスパイスを加えるとちょっとした辛みがプラスされ、最後に櫛形レモンを絞ると煮干の主張が穏やかにと何度も味変出来、これが楽しくて仕方がない。具材のバラ肉ロールチャーシューとメンマも平均点以上のもので旨し。
 「めちゃくちゃ美味しいので食べないと損しますよ。」ともあったが、損するか否かは別にしてレアな一杯を食べることができたのはとても嬉しいし、満足だ。

・お気に入り度:〇+

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