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味玉入り貝だし麺@きた田・京都市下京区

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写真: 味玉入り貝だし麺@きた田・京都市下京区

写真: 塩ラーメン@あじさい東京ラーメンストリート店・千代田区東京 写真: 中華そば・並+味玉@ますたに京都駅ビル拉麺小路店・京都駅ビル10階京都拉麺小路

貝だし麺 きた田
  京都市下京区塩小路通西洞院西入ル北不動堂町570-3

 日曜日の夜、宿泊先の京都において、おでん&串カツ屋で喉を潤した後に夕食のために訪れた。20時過ぎにお店に着くと店頭にはサラリーマンが1人待っていた。その後ろに並ぶと5分余りで入店するようにと声がかかった。お店に入ってすぐの右側にある券売機で標記の食券を購入し、空いていた2人用のテーブル席に案内された。
 麺はごく緩いウェーブが付いた中太。北海道産のゆめちからを使った麺は、麺肌はわりとツルッとしていて、軽い歯ごたえがあってその後は多少モチッとした食感が続く。今日の昼に食べたますたに@京都拉麺小路でも感じたことだが、首都圏だと多くの人が軟らかいと感じる茹で加減が京都の最近の標準なのだろうか。スープはハマグリ、アサリ、ホタテで取った貝出汁に更に追いホタテをしたという貝100%の貝アニマルオフなスープとのこと。貝白湯とも表記されているが、貝100%のスープは初めてだ。味わってみると確かに貝の旨みと風味がガンガン伝わってくるが、ホタテよりはハマグリの風味を強く感じる。また、香味油にも貝を使った自家製会油を使っているそうだ。スープの濃度が相当高いことと相まって、貝の澄まし汁とは全く異なる味わいで、完全にラーメンスープとして仕上がっている。チャーシューは豚肩ロース、鶏ムネ、豚バラの3種類。いずれも標準的な大きさで、厚さはやや薄めのためボリューム感には欠けるが、3種類が入っているということでそれなりの満足感は得られる。いずれも低温調理をしたもので、豚肩ロースはしっとりと軟らかく、噛むと肉の旨味がジュワーとにじみ出してきて美味。鶏ムネもしっとりと軟らかくあっさりとした味わい。豚バラは肩ロースよりもやや硬めだが、脂身の甘味と赤身部分の濃い旨味が感じられこれも美味。味玉は見た目は結構な色合いだが、京都らしい穏やかな塩加減で、思いのほか黄身の味が濃く予想以上に美味しかった。薬味は、京都だと京野菜の一つである九条ネギを使うお店が圧倒的に多いが、こちらは貝との相性がいまいちと思ったかどうかは知らないが、紫カイワレと紫タマネギのみじん切りと紫尽くしだ。
 前述のようにおでんや串揚げを肴にお酒を飲んだ後だったにもかかわらず、スルスルと完食。看板メニューの中華そばは貝出汁と牛骨スープを合わせたものとのこと。そちらも気になるので、次に京都に来たときは頼むことにしよう。

・お気に入り度:〇+

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