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くるみだれせいろ@しののめヌードル・江東区亀戸

写真: くるみだれせいろ@しののめヌードル・江東区亀戸

写真: ホワイトアスパラガスとスモークサーモンの鴨肉塩らー麺@MANNISH淡路町本店・千代田区淡路町 写真: 地鶏と笠子煮干の昆布水つけ麺@かれん・足立区北千住

しののめヌードル
  江東区亀戸3-45-18

 今年も24日の土曜日から提供が始まったこのお店の夏の人気メニュー。つけ麺ながら見た目等雰囲気がざるそばっぽいのが特徴だ。平日の11時35分にお店に着くと、開店してからまだ5分しか経っていないのに残席は3つしかなく、それも自分と続いてやってきたペア客であっという間に埋まってしまった。昨年5月のオープン以来1年が過ぎたがますます人気のようだ。入店して右側すぐにあるタッチパネル式の券売機で標記の食券を発券する。1500円。配膳まで15分ほどかかったが、空調が効いている快適な空間だったので全く気にならず、テレビを見ながら待った。
 麺は緩く波打つやや細めの中麺で、麺肌に粒々が見えるので全粒粉入りだ。見た目は日本そばに似せた麺だが、蕎麦粉は使っていないとのこと。プリッとした心地よい歯応えがあり、その後も咀嚼中はずっと弾力を感じる中華麺らしい食感だ。オープン当初は自家製麺だったが、負担が大きすぎるとのことで昨年12月から京都の麺屋棣鄂の麺に切り替えたので、この麺も多分そうだろう。つけダレはカツオ出汁とクルミを合わせたものとのことで、美味しさのためなら手間を惜しまない店主さんのことだから、クルミを当たり鉢ですってカツオ出汁でのばした上で醤油等で味付けしてあるのだろう。このメニューの素晴らしいところは、見た目の美しさだけでなく、食べ方のバリエーションの豊かさだろう。刻み海苔に隠れて見えないが、麺にはすりおろした青ユズの皮が振りかかっているので、クルミダレに潜らせなくてもそのまま食べられる。その他にも、ワサビ、青唐辛子味噌、花かつおが用意されているので、好みに応じてそれらを麺に載せたり塗りつけたりして食べることにより色々な味わいが楽しめる。お肉は、脂身を落とした薄切りのロース肉を冷しゃぶにした上で醤油ベースの淡めのタレを絡めてある。また、茹でてそぎ切りにしたコーン、表面をサッと焼いたパプリカ、焼きびたしのナスも薄めだが塩味が付いているのでそのままでも食べることができる。好みで、前述の青唐辛子味噌を合わせても少し刺激的な辛味がアクセントになって美味しい。
このメニューには割スープは用意されていないが、麺と具材を食べ終わる頃には飲めるくらいに塩気が薄まっていたので、クルミの風味を味わいながらそのまま完飲。これからの季節、このメニューにはビールではなく冷酒が相応しいと思うのだが。店主さん、どう?

・お気に入り度:〇+

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