ラーメン・油多め+のり@吉村家・横浜市西区
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家系総本山 吉村家
横浜市西区南幸2-12-6 ストークミキ1階
コロナが流行る前は雨後の筍のように各地で増殖した横浜家系ラーメンだが、その発祥のお店で自ら総本山と名乗っている吉村家に行ってきた。何年ぶりだろう、お店がまだ新杉田にあった時以来だと思うので20数年ぶりか。平日、開店してからまだ15分しか経っていないはずの11時15分に着くと、既に50人ほどがお店の前につづら折りで並んでいた。すごい人気だと思うものの、これくらいは並んでいるだろうと覚悟していたし、ここの回転は速いと聞いていたので焦りはない。まずは食券を購入。家系ではライスは必須なのでラーメンとともに、さらにそのライスを美味しく食べるために海苔を追加トッピングすることにし、都合3枚のプラ券をゲット。値段はラーメン730円、ライス110円、そして海苔50円といずれもリーズナブル。その後は客案内担当の店員さんの指示に従い入店を待っていると、11時45分少し前という予想通りの時間に入店となった。
麺は緩く波打つ幅5mmほどの平打ち。麺の長さが短めなのは家系の特徴だ。目の前に厨房があったのに麺箱は見えなかったけれど、当然、酒井製麺の特注麺だろう。麺かためで頼んだので少し強めの噛み応えがあるが、適度なコシとモッチリとした食感を楽しみつつ比較的容易に噛み切れ、麺を存分に味わえる。スープは家系の象徴である醤油感が強め。この点が、白いスープでウズラ玉子が入っている雨後の筍系とは違うところ。ちょっとしょっぱいと思うが許容範囲で、トンコツ濃度も最近勢力拡大中の超濃厚スープほどではなく、正に王道の味わい。全くの個人的好みにより油多めにしたが、それほど鶏油が多いわけではなく、バランスは崩れていないように思う。チャーシューは、煮豚にしたモモ肉を吊るし焼きにしてスモーク香をまとわせたもの。よくある大きさだし厚みもそこそこだが、薫香によりめちゃめちゃ美味しいので是非2枚載せにして欲しい。海苔はデフォ3枚に追加トッピングで5枚プラスの都合8枚。これだけあれば、全ての半ライスをスープに浸した海苔で巻いて頂くことができる。ホウレンソウは生を茹でたもの。ちょっと茹ですぎな気もするが、冷凍ものよりかは風味もシャキシャキ感もあり好印象。
さすがは総本山、王道の家系ラーメンが味わえ大満足だ。
・お気に入り度:〇+
アルバム: 東京のラーメン・その2
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