チャーシュー宝そば・中盛@宝華・小金井市
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宝華
小金井市東町4-46-12
日曜日で天気も良いので、発祥の地が国立市とも武蔵野市とも言われる油そばの人気店まで少し遠出をした。これまで、こちらで修業したという長野や福島のお店で食べたことはあるが、本家本元は初めて。開店時間の11時半に着くと、お店を開けると同時に満席になった。ご夫婦のみならず小学生を連れた家族も来ていて、地元で愛されている人気店だと知る。いわゆる町中華のお店だが、客のほとんどは油そばを頼んでいる。
席について15分ほどで配膳された。口径がちょっと大きく浅めの丼の底には醤油味のタレと香味油が入っており、また、丼の一番上には薬味の刻みネギやカイワレダイコンが載っているので、麺にそれらができるだけ均等になじむように底から何度も混ぜ返す。ほぼ均等に混ざったなと思えたところで終了。麺は弱く波打つ太麺。少し硬めに茹でてあるので噛み応えがあってシコシコ。汁なし系は麺が主役だと思っているので、こういう美味しい麺でないと満足できない。ちなみに、ネットには麺は仕入れ品との記載も見るが、最新のラー本によると自家製麺になっている。香味油についてはラードではなく植物性の油を使っているため、口当たりは確かにオイリーなものの、あと味は驚くほどさっぱり、軽やか。また、旨味豊かなタレで、香味油や醤油味に頼った味わいではないため、この点も美味しく感じる一因だろう。さらに、たっぷりの刻みネギとカイワレダイコンのピリッとした辛味と爽やかな風味が、さっぱり感をより高めている。さすがは人気店だけのことはある。チャーシューは脂身の付き方や食感などから判断するとウデだろうか。それが3枚載っておりボリューム的には十分。どちらかというと、噛めば噛むほど旨味がジュワーッと滲み出てくる感じで、肉に食らいついているというような感覚を覚える。メンマも入っていたが、こちらはどうも印象に残っていない。
中盛にしたので麺量は200g台前半ぐらいだろう。シンプルな味わいではあるが、老若男女に好かれるで美味しさだった。
・お気に入り度:〇+
アルバム: 東京のラーメン・その2
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